車のバッテリーとオイルの捨て方

車のバッテリーは、交換のために新しいものを購入するのであれば、古い方はその購入店で引き取ってもらえることが多いです。もし、交換ではない処分だけの場合は、不用品回収業者を利用するのが無難です。大抵の場合は処分費用を支払わなければなりませんが、中には古いバッテリーに利用価値があるということで、無料で引き取ってくれるところもあります。また、バッテリーはほとんどの自治体で、回収の対象外です。そして、自治体のごみ回収に出したいからといって、間違っても分解はしないようにしましょう。
バッテリー液の強いアルカリによって失明したり、爆発が起こったりする恐れがあります。

車のバッテリー

車のエンジンオイルの交換を自分で行う場合は、古いオイルが手元に残ってしまいます。そのオイルは、可燃ごみや不燃ごみとして、自治体の回収に出せる場合が多いです。ただ、液体のままで回収してもらえることはほとんどなく、ごみとして出すための処理が必要です。オイルの捨て方として最も手軽なのは、廃油処理箱の利用です。紙の箱と、袋やオイルを染み込ませるための布などがセットになっているもので、ホームセンターなどで数百円程度で購入できます。その箱の中にオイルを入れると、布などに吸い取られて液体ではなくなるので、そのままごみとして出すことができます。
手元に紙の箱と要らなくなったタオルなどがあれば、廃油処理箱と同じ形にできるため、必ずしも廃油処理箱を購入しなければならないわけではありません。

また、ホームセンターやガソリンスタンドに持ち込んで、処分してもらうという手もあります。処分のための費用が発生するかどうかは店舗次第ですが、エンジンオイルはリサイクルができるため、無料で回収してくれるところが多いです。
特に新しいオイルを購入した店舗では、無料で回収してもらえる可能性が高いです。そのため、オイル交換をして古い方を回収してもらうつもりであれば、レシートは手元においておきましょう。

オイルの捨て方