ごみ置き場を荒らす厄介なカラス・猫を寄せ付けないための簡単な対策
朝、ごみを捨てに行くとごみ置き場が荒らされ道路に生ごみが散乱していた、なんて現場に出くわした経験を持つ人は少なくないでしょう。面倒な後片付けの手間やご近所トラブルを避けるためにも、ごみ置き場にはしっかりと害獣対策をしておきましょう。
ごみ置き場を荒らす生き物の代表といえばカラスです。カラスは基本的にどんな食べ物もよく食べる雑食性で、なおかつとても頭のいい生き物です。そのため、カラスにごみ置き場を荒らさせないためには、カラスの特性を熟知したうえでの対策が必要不可欠です。
ごみ置き場のカラス対策としてポピュラーなのが、カラスよけネットです。捨てられたごみを覆うような形で設置し、袋を食い破られないようにする効果のあるカラスよけネットは、手軽なカラス対策であり、かなり絶大な効果があります。カラスは賢くとても器用なので、ごみにかけられたネットをくちばしでこじ開けようとすることもありますが、ネットを重石などで固定するなど対策すれば簡単に防ぐことが出来ます。
その他のカラス対策としては、ごみをカラスから見えないよう工夫をして捨てることも効果的です。
カラスは目がよく、ごみ袋の中に入った食べ物を瞬時に見つけられます。なので、ごみ袋をカラスにみられないよう蓋付きのボックス型ごみ置き場を設置するというのも良いでしょう。
カラスと並び、ごみ置き場を荒らす動物として挙げられるのが猫です。特に野良猫の多く住む地域では、対策は欠かせないでしょう。ごみ置き場を荒らされないための猫対策も、カラスと同様にネットでごみ置き場を覆ってしまうのが一番効果的です。
猫はカラスほど賢くは無いといわれてはいますが、体が小さくしなやかなため、ほんの少しでもネットの端がめくれているとその隙間から侵入し、中でごみを食い荒らしてしまいます。そのため、猫対策としてもネットは重石などでしっかりと固定することがとても大切です。
また、カラスと違って猫はとても嗅覚が敏感です。そのため、強い香りを放つ生ごみは猫を寄せ付ける原因になります。これらを防ぐために生ごみを捨てる際には新聞紙で厳重に包むなどしてニオイ対策をするようにしましょう。
その他、カラスや猫にごみ置き場を荒らされないために大切なのが、ごみをだす時間をしっかりと守ることです。多くの場合家庭で出たごみは地域によって決められた収集日の朝にごみ置き場にもっていくのが基本です。これはごみ置き場に長い時間ごみが放置されているとその分カラスや猫などに襲われ荒らされるリスクが高くなるからです。
ごみ置き場を清潔に保つためにも、ごみを出す時間はしっかりと守ること、荒らされないためのネットの設置などできることからはじめてみましょう。