不要になった畳をごみとして処分する方法
不要になった畳の処分方法で最も一般的に知られている方法は、粗大ごみとして処分する方法です。各自治体のホームページや窓口に連絡して、不要になった畳の回収依頼をすることができます。
申し込みができたら指定された金額のごみ処理券をコンビニなどで購入し、畳に貼付しましょう。申し込んだ日時と場所に不要になった畳を置いておけば、粗大ごみとして回収してもらえます。運搬する体力に不安のある方は不用品回収業者を利用すると、手間と時間を節約することができます。ただし不用品回収業者に依頼する場合は料金が高くなることもあるため、注意が必要です。
無料で見積もりをしてもらえる業者もいるため、ホームページなどで信頼できる業者を探し、事前に確認を取っておくと安心して利用できます。
畳の処分にお金をかけたくない方は、畳を細かく分解して可燃ごみとして処分する方法もあります。お金がかからない代わりに分解にかかる労力が大きい方法ですが、電動ノコギリやチェーンソーをお持ちの方なら分解の手間を減らせます。
工具の扱いに慣れていない方はケガをしてしまう可能性があるので注意が必要です。大量にある畳を分解する場合、分解した後のごみの量も多くなります。そのような時は自治体や近隣の方とのトラブルを避けるためにも、ごみ出しは複数回に分けて行いましょう。
分解した畳は基本的に可燃ごみとして処分できますが、畳の種類によっては燃えにくい素材が使われていることがあります。
畳はイ草が主原料の「畳表」、藁と糸で作られた畳の芯の部分にあたる「畳床」、そして綿や麻の糸で構成された縁の部分「畳縁」の3つのパーツに分けられます。近年では耐久性や吸湿性などの観点から使われている素材も多様化しており、ごみ出しの際は分類をしっかり行った上で処分する必要があります。ごみの分類方法はお住まいの自治体によって異なるため、不安な方は事前に自治体に連絡を取るか、ホームページでも確認することができます。
トラブルが起きないよう注意して、不要な畳を処分しましょう。